瓦崎直人 171cm O型 コレは、感情のストレートな横恋慕男という設定が 描きやすかったのか非常に重宝したという印象です。 次はどんな話にしようか考えていると必ず最初に頭の中で 動き出すのですが、こんな脇の話ばかり描いても仕方ないので 一旦ムリヤリ意識の水面下に沈めて、他のキャラがゆらゆら 浮かんでくるのを待つというアンバイでした。 途中参加の新入部員はコレの他にもう一人いたのですが そっちは最後までなじまなかったというか、セリフを喋らせるだけでも なんとなく空気が壊れる気がして全く使ってやれませんでした。 それに対しこっちの方がまるで最初からいたかのようにハマったのは どうしてだろうと考えた結果、もう一人の方には「バカ」の要素が 足りなかったのではないかと思い至りました。 熱血バカとか鈍感バカとか、種類は違えどここの部員は全て そこはかとないバカの雰囲気をまとっていたように思います。 そう考えるとなじめなかった一人はむしろそれを喜んでいいかも しれません。 進学校という舞台設定でありながら根底に流れる共通点がバカ。 この衝撃の事実に私も今初めて気づきました。 オマエのマンガ全部そうだろ、と言われればそうなのですが。 |