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藤吾イラスト
佐久間藤吾 173cm A型

なんという華のない絵ヅラでしょうか。
連載当時から、仮にも少女マンガの登場人物が
こんな死んだ魚のような目でいいんだろうかとは
思っていたのですが。
最終回、主人公に告白されたあたりのアップの時くらい
少し生き生きした目にしてみようかと思ったのですが
ゴミみたいな光でも別人になってしまうんですね。
こんなシーンで人が変わるほど生き生きされても
なんだかイヤらしいのでやっぱり最後まで
死んだ魚でいてもらいました。

あとコイツが部長になって、色々うまくいかなくて
しまいに「太陽の下で読める新聞なんてクソくらえだ」
みたいなことを叫ぶシーンがあったのですが
あれは完全に私自身の鬱憤晴らしだったと思います。
きっと何かあったのでしょう。
担当さんも気がついたと見えて、その回の最後の柱に
「決められたルールの中で記事を書くのが記者というものですよ」
とか書いてありまして。
なんだか自分の放った暴投を飛び上がって打ち返されたような
気持ちになったものでございます。

そんな殺伐とした漫画を読まされる読者の方こそいい迷惑で、
本当に申し訳なかったと思います。
若気の至りのカタマリのようなあの回はもうとても見られません。
まあ、全部見れないんですけども…。